COMMENTARY
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■地上の天使・進化する子供たち

 近年、進化していく子供たちについての考察を目にするようになってきました。また医学や幼児教育などの分野のほか、インディゴチルドレン、クリスタルチルドレン、サイキックチルドレンなどと呼ばれる子供たちを独自に研究している方々もいて、一般向けの書物なども出版されています。
 しかし世の中がこういったことを受け入れるようになってくると同時に、それらをただ知識として頭にいれたひとたちが(多くの人が自分がそうだとは気づいていないように見えます)「わかった気」になってしまっていることがこういった特徴を持つ人たちに対して、そして読んだひとたちの「本当の理解」を妨げてしまうような印象を受けることがしばしばあります。

 実は私自身こうした子供たちの持つ特徴と似た傾向があり(たとえばヒーリングの能力、クリスタルや石への興味、菜食、天使やスピリット・ガイド、過去世の記憶について話す、自閉症やそれに似た気質の傾向、など)、 また私の言動などから私のことをこうした子供たちとのブリッジ(繋ぎ役)であるとか同じものに分類される人間だと指摘する方もいます。
 インディゴやクリスタルと呼ばれる彼らは私自身にとっても不思議な親しみがあり、テレパシーを使える一部の子供たちはさまざまなものをもたらしてくれます。私がかれらに時代的に先に生まれながら共通する意識で彼らが多くのことを教えてくれ、もたらしてくれる様々なものによって私自身に多くのことを学ばせてくれることは感謝の限りです。

 菜食のひとは病気で、言葉を話さない子供は発達障害があり、人に接することができない子供は自閉症、理解のためのアプローチのひとつとしてそういった診断的解釈も時に必要かもしれませんが、しかし例えば話さない属性をもつ子供を単に病気の一つに分類してしまうとしたらそれはかなり無理のある話で、さらに理解のためのアプローチではなくその分類からの想像を結論にしてしまうとしたら当事者や家族にとってどれだけつらいことかと思います。結果的に彼らは「私たちはあなたのことをわかっているよ」という顔の大人たちにムリヤリ周りに適合させられます。また進化した子供たちはつらくはなく迎合する必要のないことを知っていることが多いようですが、訳知り顔の人たちがその子供たちが生まれた必然やその子供たちとの出会いがもたらすものを理解することができるのかは疑問に思われます。

 言葉を発しないけれど何時間でも草花や動物と接して過ごす子供、脈絡のない言葉をしゃべりながら星空を見上げる子供、大人でも難しい単語を数多く使う知的障害の子供、みんな同様で、かつそれぞれに違う個性を持っています。そしてこれらの特徴をもっていてもみんなそれぞれにコミュニケーションをしています。先に挙げた特徴でいえば天使や妖精が人間の言語の文法に則った言葉を使うとしたらそのほうがナンセンスだと思いませんか(笑)?発育の遅れを指摘されながら、実はこの子は私の先生なのだ、と語ってくれたあるお母さんの言葉は印象的です。

 こういった属性を持つ人(子供)たちにとってはそういう生き方があたりまえなのです。こういった人たちを自分たちのあり方と違うからといって既成の見方に分類しただけでそこに何が起きているのかについて考えないことや、先進的な知識でもただ頭に入れただけで理解(していないのに)した気になってしまうことはとても残念なことだと思います。
 そして進化していくべきことは子供たちだけではなくすべてのひとに投げかけられたものだと思います。その答えの実践はゆっくりかもしれません。しかしこのようにすぐには理解しづらい形であったとしても人間がこうして変化していくことを肯定できるとすればそれは大きな希望だと思っています。
(2005年5月)
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