2003年春に「森と水 Forest&Water」をテーマとしたアースデイ長野2003事務局からアースデイのフライヤーへの作品提供の依頼がありました。
 このフライヤー作品の発端は、2002年にあるエッセンス(※)のプロデュースをしている方に「まわりゆく世界」という作品をエッセンスの紹介リストの表紙として提供したことがあり、そのエッセンス紹介リストのファイルをアースデイの担当の方が持っていたことからお話が来ました。
 当初この作品をそのままアースデイフライヤーに使用したいというお話だったのですが、描かれている妖精(ディーバ)が一般の人にどのように受け止められるのかという心配がアースデイの事務局の一部にあったことと、私のほうでも先のエッセンスのプロデュースをしている方と話を詰めて提供した作品でもあったので、私からその「まわりゆく世界」のさらにもとになった作品を題材にオリジナルを起こす、という提案をし、メールのやりとりがありました。

 「・・・・さまざまな視点から習作を試みましたが、もとになっている絵で感じてもらったものを「アースデイからの要望」として捉え、もとの絵に近いものを僕なりの方法で考えました。
 絵柄的には変わらないかもしれませんがいくつかの思案と習作を試み、自分のプロセスのなかでここでの原版として昇華したつもりです。
 絵柄について、原稿納期について、ここまでにはっきりした返事ができなかったこと、絵を加工することについて軽んじてもらうわけにはいかなかったこと、それらにより印刷納期など要望の進行通りにいかなかったのは作り手としてこういう作業が必要であったことをご理解ください。

 最初に見せた絵とほぼ同じ構図であることと、それをまったく新しいものに描き出す作業の中で考えた点は、先に話のあった「ディーバが水瓶座の春の祝福である」こと、同時に「ニューエイジ的な色合いに対しての温度差がある」ことで、それをあわせて僕なりに考えたものが以下です。

 蝶、鳥、それら絵に描かれている地球に存在する翼のある生き物について、この「翼をもつ生き物たち」がTETSUOの作品からすると「”何か”なのではないかという見方もできる」という推測、あるいは暗示のようなとらえかたもある意味興味深いのではないか。もちろんその生物はそれそのものであってもいい。地球を考えるとき、ある意味で時空を超えた視点から地球を捉えている人がいても、一方でもっと土着的に目の前にある自然環境が地球だと捉えている人がいてもみんなそれぞれでいい。
 蝶や鳥といった、この翼を持つ生き物たちが何かの変化(へんげ)であるという捉え方、自分たちを含めた地球にたいしてのサポートと祝福だという捉え方はそれを自らの中で感じることができる人だけのものであってもかまわない。
 そしてかの作品にいたディーバたちのブレッシング(祝福)というものが直接形としての表現でなく、地球に存在する生き物の中に神性が見られるという暗示的なものであっても、この絵にある彼ら(祝福をしてくれる至高の存在たち)のメッセージは変わらず、その祝福も「地球上の美しい自然に住まうものたち」の姿であったほうが至高の存在のことを語りたがらない人にとっては肯定しやすいのではないか。そうであっても祝福の価値はかわらない。
 本来存在している至高の存在たちがそのために姿を変えて地球の人々を助け祝福することをここで信じたい。アースデイという場所であればより伝わりやすいものとして表現することを意図した。(後略)」

 実はこのフライヤーのプランは印刷も私の制作も日程としてはかなり厳しかったのですが、この後急展開でフライヤーは仕上がりました。かかわってくれた方々のお力に感謝すると同時に、この急展開というものに驚きと人の力を超えた後押しを感じる時間でもありました。同様にアースデイとフライヤーからのメッセージが多くの方に伝えることが出来たならば嬉しく思います。(2003年5月)

(※エッセンス:フラワーエッセンスに代表される植物、鉱物、環境などの波動を転写した波動水の一種。代替医療として、また国によっては医療機関でも使用されている。)
(メール本文に一部推敲があります。)





<サイト内関連記事>
 ■NEWS2003 アースデイ長野2003フライヤーにTETSUO作品

<関連リンク>
 ■アースデイ長野2003 http://www.earthday-tokyo.org/nagano/index1.html
 ■日本各地のアースデイのポータルサイトearthday.jp 
http://earthday.jp/




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 「目に見えるもの見えないもの、森羅万象に神性を感じることはそれそのものが祝福であると思う。
 アースデイ長野は水温み緑育ち様々な生き物が活動し始める季節、そして地球の未来を予見させる新しい時代の訪れを感じ、ここに訪れたふたつの春をすべての存在たちと祝福し続けていきたい。」
(アースデイ長野2003フライヤー表紙作品に添えられた作者メッセージ)
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