COMMENTARY
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■白を基調としたシリーズ作品について(1)

 私はいつも題材となる被写体たちをなるべくあるがままに表現しようとこころがけています。作品のモチーフになっているものがたとえ何であれそこに存在していることをいつも感じているためまるで写真のモデルであるかのように被写体などと表現するのですが、モデルが目に見えないとされるものでありながらまるで静物画でも描くかのような思いです。
 また色についても同様でほんとうは7色の光、あるいはもっと多くの光を感じるのはいうまでもないのですが、白い色を基調にしているのは光の7色のスペクトルをすべて含んだ色だから、という言い方があっているのではないかと思っています。たまに、なぜ白い絵なのか、というご質問をいただきますが、これは光の色なのです、というお答えを作品としての詩的表現と、解説としての理論的誠実さを失わない説明をするよう努力しています。このように今できる限りで、ですが。
(2003年1月出版社用ほか資料として)





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